松の御茶屋
松の御茶屋は、11代将軍家斉(いえなり)の時代に建てられ、近代に焼失しましたが、平成22(2010)年に再建されました。潮入りの池の大泉水のほとりに建っており、池への眺望を良くするため、池の面を開放的な造りにしてあります。
屋根はわずかに柔らかく曲線を描いており、庭園や池の景色になじむようにしています。
御茶屋には要所に装飾が施され、情緒あふれる雰囲気になっています。
礎石は、主に神奈川県足柄産の小松石が使われています。
外からは見えない部分には、コンクリートの基礎や鉄骨フレームが使われており、強度が保たれています。