「浜離宮恩賜庭園」の情緒あふれる御茶屋

03.歴史的建築
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燕の御茶屋

浜離宮恩賜庭園の燕の御茶屋

燕の御茶屋は、11代将軍家斉(いえなり)の時代に建てられ、近代に焼失しましたが、平成27(2015)年に再建されました。ここでは、菓子や肴で客をもてなしていました。屋根の形状は他の御茶屋と違い、寄棟となっています。

浜離宮恩賜庭園の燕の御茶屋

室内は、広々とした畳敷きの部屋の中央に、将軍が接客・利用するための上段が構えられています。その上段には三角形の地袋と、その上には円形の棚板、横には背面張り出しの地袋が付いています。三角形の地袋はなかなか珍しいですね。

壁は、宮中の建物などにも使われている赤みのある色土が使用されています。

浜離宮恩賜庭園の燕の御茶屋

燕の御茶屋の名前の由来ともなった、燕の形をした釘隠金物です。

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