Googleストリートビューで東京・二子玉川の建物内に入れる建築

Googleマップでは、ストリートビューにて現地まで行かなくとも、街並みを見ることが出来る優れものですが、中には建物内に入る事が出来る建築も数多く存在します。

このコロナ禍の中、外出自粛や休業・時短要請が求められたり、臨時休館で入る事が出来ない施設などがあり、何かと制限される事も多いのですが、ストリートビューであれば、自宅にいながらにして建物内の様子が見ることができ、心おきなく建築巡りができます。

ペグマン(オレンジの人型アイコン)を動かせば、マップ上に青線や青点が出現するわけですが、有名建築物になると、青線・青点が建物内に出現します。

今回は東京・二子玉川周辺の、建物内に入ることが出来る建築を紹介します。

二子玉川ライズ ショッピングセンター

まずは、二子玉川駅と直結しているショッピングセンターの二子玉川ライズです。個性的な店舗が並び、商店建築が楽しめられます。

右側にある数字は階数となっており、クリックすればその数字のフロアへ移動します。

フロアごとに違った雰囲気の空間となっており、また、各店舗の内装もそれぞれ個性が出ているので、見ていて飽きません。どのショッピングモールも同じような感じですが、現地では歩きながら店舗を見ているだけでも楽しめられます。

旧清水家住宅書院(帰真園内)

二子玉川ライズから南東方向に向かうと、帰真園という日本庭園があります。その中には、旧清水家住宅書院という和風住宅が建っています。

もともと、1910年頃に台東区根岸に建てており、それを1919年に台東区瀬田に移築。さらに、2013年に現在の位置に移築されています。

間取りは11畳の書院の間と、5畳の次の間の、2部屋で構成されています。床の間の右隣には床構えとよばれる空間があり、そこには金箔が張られて草木の絵が描かれている襖があります。床の間の左隣には付書院があり、付書院の上部には池の木彫りが飾られています。

窓からは日本庭園の池が見え、ゆったりとした趣のある空間となっています。

セント・メリーズ・インターナショナル・スクール

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールは、国際学校の男子校であり、二子玉川駅から徒歩約12分の北東部に位置します。

設計は鈴木エドワード氏。イサム・ノグチ氏やバックミンスター・フラー氏、丹下健三氏などの事務所出身の建築家です。

学校の中央部にある階段室にて、天井から自然光を取り入れており、全体的に白やグレイの配色となっているので、スッキリとした空間になっています。

学校の生徒や関係者でない限り、建物の中に入ることは滅多になく入りずらいと思いますので、有名建築家が手がけた学校の中にストリートビューで入れるのは嬉しいですね。

旧小坂家住宅

旧小坂家住宅は、1937年に衆議院議員などを歴任した小坂順造の別邸となり、岡本静嘉堂緑地からほど近い緑豊かな場所にあります。旧小坂家住宅の敷地にも広大な日本庭園が広がります。

設計は清水組(後の清水建設)であり、施工も担当しています。

ストリートビューで見られるのは居間と茶の間のみになりますが、実際に足を運ぶと、書斎や寝室などの洋風に仕上げた部屋も見学することが出来ます。

居間は12.5畳、その隣の茶の間は10畳という、とても広々とした場所となっており、縁側から庭園が眺められる快適な空間となっています。住宅の豪華さから、それなりの集金力があったのだとうかがえます。

静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館は、岩崎弥之助(弥太郎の弟)と、その息子の小弥太によって設立された、東洋古美術品を展示している美術館です。

ストリートビューで見られるのは、美術館入口と、展示室手前の広間(ロビー)の部分となります。

美術館は高台に位置し、広間の窓からは川崎の風景が一望出来ます。階段室には円盤形の個性的な照明がぶら下がっています。

2022年には、東京丸の内の明治生命館に展示機能を移転する予定であり、美術館内部が見られるストリートビューは貴重になります。ただ、美術品の保管や研究業務については引き続き現在の建物にて継続して使用されます。

建築は実際に目で見るに勝る事はないですが、Googleマップのストリートビューでも内部に入れる建物はそれなりに多く存在します。このご時世なので、ストリートビューにて建築巡りするのも良いかと思います。


参考元:

世田谷区ホームページ
静嘉堂文庫美術館 ホームページ

タイトルとURLをコピーしました