武蔵小杉駅に併設されている大型ショッピングモール「武蔵小杉東急スクエア」は、駅からのアクセスが非常に良く、商業施設は5階まであるのですが、4階部分まで駅からエスカレーターにて直接アクセス出来ます。
1番の見どころは4階にある展望デッキ。東急スクエアは買い物としても便利な施設ですが、展望デッキから電車が走る様子がよく見え、鉄道ファンにはたまらない場所となっています。
今回はそんな武蔵小杉東急スクエアの建築を紹介します。
2つの建物にまたがる商業施設
武蔵小杉東急スクエアは、東急武蔵小杉駅ビルおよびエクラスタワー武蔵小杉の2つの建物にまたがった商業施設となっています。
引用:東急株式会社 公式サイト | © TOKYU CORPORATION All Rights Reserved.
画像左は東急武蔵小杉駅ビル。東急スクエア、駅のホームが入っており、高さとしては5階分の高さがあるのですが、駅のホームは建築物の分類ではないので、建築基準法の表記では地上3階という形になります。
画像右はエクラスタワー武蔵小杉(西街区再開発建物と表記された部分)。東急スクエア、中原図書館、マンションなどが入っている高層建築物となっています。
引用:東急株式会社 公式サイト | © TOKYU CORPORATION All Rights Reserved.
近年、武蔵小杉駅の周りは再開発が進み、東急スクエアも再開発事業のうちのひとつとなります。
1番の見どころは展望デッキ
東急スクエアは一部が武蔵小杉駅の真上にあるので、4階にある展望デッキからは電車が走る様子が眺められます。武蔵小杉駅を走る10種類以上の電車を見ることが出来るようです。
展望デッキの両側には、東急9000系の車両側部が取り付けられ、鉄道ファンにはたまらない場所なのではないかと思います。鉄道の事をあまり知らない自分でも、面白い空間だと感じました。
そこまで広いスペースではないですが、鉄道ファンのみならず、買い物ついでに展望デッキでくつろぐのも良いかと思います。
外観
武蔵小杉東急スクエアは、見る方法によって特色のある外観となっているので、外観についても紹介します。
こちらは東側から見た様子。武蔵小杉駅ビルの部分が見えるのですが、駅のホームの上は、全体的にルーバーによって覆われています。
こちらは南側出入口から見た様子。エクラスタワー武蔵小杉側となり、低層部分は主に東急スクエア、高層部分はマンションです。スニーカーのデザインにありそうな白い枠が特徴です。
一部では壁面緑化が施されており、建物内への断熱や、環境改善を意識した取り組みがされています。
近年の再開発によって様変わりした武蔵小杉。一方では、昔ながらの商店街も軒を連ね、新しい大型商業施設の便利さと共に、情緒ある商店街の味わいも楽しめる街です。
建築概要
東急武蔵小杉駅ビル
設計 | 東急建設 |
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施工 | 東急建設 |
敷地面積 | 5,000.67㎡ |
建築面積 | 3,755.90㎡ |
延床面積 | 7,605.80㎡ |
高さ | 29.65m |
階数 | 地上3階 |
構造 | 鉄骨造 |
工期 | 2011年〜2013年 |
エクラスタワー武蔵小杉
設計 | 日本設計 |
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施工 | 西松建設・佐藤建設 JV |
敷地面積 | 7,522.83㎡ |
建築面積 | 5,448.13㎡ |
延床面積 | 66,465.14㎡ |
高さ | 149m |
階数 | 地上39階、地下2階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
工期 | 2010年〜2013年 |
東急スクエアのご利用案内・アクセス
営業時間 | ショッピング・サービス 10:00~20:00 レストラン 11:00~20:00 |
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電話 | 044-722-6109 |
住所 | 神奈川県川崎市中原区小杉町3-472 |
アクセス | 東急東横線・目黒線 武蔵小杉駅 直結 JR線 武蔵小杉駅 北改札連絡通路直結 |
※2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認下さい。
参考元:
・武蔵小杉東急スクエア 公式サイト
・東急株式会社 公式サイト
・武蔵小杉ライフ:再開発で変貌する武蔵小杉のタウン情報
・エクラスタワー武蔵小杉 川崎市・超高層タワーマンション