「フィオーレの森」は欧風の建築が並ぶ自然豊かな場所

01.現代建築

川崎市の溝の口駅から歩いて5分の位置に、溝の口とは思えないような、ヨーロッパ風の建築が並ぶ自然豊かで湧水が出る「フィオーレの森」があります。なだらかで緑の多い斜面にあり、湧き出る霊水を祀る星の礼拝堂などの神聖な建物があるため、訪れた人々を魅了します。

フィオーレの森は、レストランやショップ、集合住宅などの様々な施設が並んでおり、土地を所有している三富さんという方が個人で運営しています。

今回はそんなフィオーレの森にある建築を紹介します。

自然の中に佇むヨーロッパ風の建物

フィオーレの森は隆起のある地形を活かし、ヨーロッパ風の建物をその地形の中に置き、味わいのある西洋の風景を作り出しています。

ゲートには両側に獅子像、門柱の上には松ぼっくりのようなオブジェが置かれ、訪れた人を迎え入れています。

ゲートを通過すると、パティオ(スペイン住宅における中庭)が見え、その周囲には本館リラ館という、レストランやショップなどの南欧風の商業施設が囲みます。

本館は、薄いオレンジ色の壁にスペイン瓦葺の店舗が入った建物あり、スペイン瓦とは粘土を素焼きした茶色い色が鮮やかな瓦となります。屋上の広場にも植栽が置かれ、南欧風の和みのある空間となっています。リラ館は、本館と向かい合うようにして建っており、白壁が特徴の建物となります。

ここでは、ウェディングやパーティーなどが行われることもあり、フィオーレの森の中だけ別世界のような風景です。

深緑色で自然に溶け込んだ、ガラス張りの素敵なショップもありました。

ゲートの外になりますが、すぐ近くに星のミュージアムというコンパクトな展示室があります。

ゲート手前の道路を登ったところに、集合住宅のパレス・ド・レオナール2の門があります。木造の壁や柱に、銅板葺の屋根となっており、和風な感じに仕上がっています。その先には歴史的建造物にありそうな赤い橋が架けられ、本館・リラ館のある場所と違って、和の雰囲気になっています。

先ほどの和風の門から少し斜面を登った所に、自然に囲まれた久本公園があります。

そしてさらに斜面を登っていくと、パレス・ド・レオナールの入口が見えます。このゲートの門柱の上にも、松ぼっくりのオブジェが設置されています。駐車場を全て地下に配置しており、周囲の自然の風景と調和させています。

ちなみに、パレス・ド・レオナールの内装は、ホールの床を茶色の大理石にして、折り上げ天井にシャンデリアといった、ヨーロッパ風のデザインになっているそうです。折り上げ天井とは、天井の中央部分を周囲より一段高くとった天井となります。

湧き水を祀る「星の礼拝堂」

フィオーレの森には、古くから湧き出る霊水を祀る星の礼拝堂があります。1997年に星の礼拝堂は建設され、ここからフィオーレの森の各施設が誕生してきました。

本館の近くには、湧水の出る井戸などがあり、静寂な雰囲気をかもし出しています。

星の礼拝堂へは、本館・リラ館の裏側にある通路から入り、星のサロンと書かれたゲートをくぐって進んでいきます。ゲートをくぐった先は、山道を登るような急斜面の通路となっています。

通路の途中にはこのように、ちょっとしたオシャレな雰囲気のある休憩所があります。

こちらが星の礼拝堂。フィオーレの森の中では最も高い位置にあり、建物は六角形平面に白い壁、アーチが形作られた壁がシンボリックで、とても神聖な雰囲気があります。この中はまるでプラネタリウムのような、薄暗く輝かしい不思議な空間となっていました。

周囲には縦長のステンドグラスがあり、内部空間を彩っています。

星の礼拝堂のすぐ近くには、星のサロンという結婚式場のような欧風の煌びやかなカフェがあります。

星のサロンの向こう側にあるのはパレス・ド・レオナールであり、山道が苦手な人はこちらから入るのが良いかと思います。

フィオーレの森は、溝の口の雰囲気とはガラリと変わった世界になっており、ヨーロッパの自然を体験したい方は是非。

ご利用案内・アクセス

営業時間店舗によって異なります。
定休日店舗によって異なります。
電話044-866-3418
住所神奈川県 川崎市高津区久本1-16-30
アクセス東急田園都市線・大井町線 溝の口駅 徒歩5分
JR南武線 武蔵溝ノ口駅 徒歩5分


参考元:

フィオーレの森 公式サイト
フィオーレの森 | 谷津建設株式会社
フィオーレの森 – 市川社長のブログ

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