「浜離宮恩賜庭園」の情緒あふれる御茶屋

03.歴史的建築
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中島の御茶屋

浜離宮恩賜庭園の中島の御茶屋

中島の御茶屋は、6代将軍家宣(いえのぶ)の時代に建てられ、近代に焼失しましたが、昭和58(1983)年に再建されました。将軍が客をもてなしたり、潮入りの池に浮かぶ船上の音楽を楽しんだりしていました。明治時代にはこの場所で、米国前大統領グラントが明治天皇と会見しています。

浜離宮恩賜庭園の中島の御茶屋

松・鷹・燕の御茶屋のある場所から中島の御茶屋に向かう途中、小の字島と呼ばれる島があります。この島を中心に、左右に橋で結ばれた2つの飛島が配置されている形が、漢字の「小」の字に似ていることから、小の字島と呼ばれるようになりました。

浜離宮恩賜庭園の中島の御茶屋
浜離宮恩賜庭園の中島の御茶屋

建物の一部が池にはみ出す形になっており、池側を開放的な造りにして、広い桟橋のようなスペースが設けられているため、池の景色を存分に楽しめられるようになっています。

浜離宮恩賜庭園の中島の御茶屋

中島の御茶屋では、抹茶と和菓子のセットがいただける場所となっており、値段はなんと2000円。ちょっと手が出にくい値段ではありますが、高貴な気分を味わえる事かと思います。営業時間は9:00~16:45(16:30オーダーストップ)になります。

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