「浜離宮恩賜庭園」の情緒あふれる御茶屋

03.歴史的建築
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高層ビルが並ぶ汐留の臨海部にある庭園「浜離宮恩賜庭園」は、1946年に開園された約25万㎡を超える徳川将軍家の別邸の庭園となっています。

浜離宮恩賜庭園から高層ビルを眺める

江戸時代初期、4代将軍・家綱の弟で甲府藩主の徳川綱重がこの地に、甲府浜屋敷という別邸を建て、その後何度か増改園が行われました。明治時代に皇室の離宮となり、1946(昭和21)年に東京都の所有となって公園として開園しました。

浜離宮恩賜庭園内マップ

庭園の大泉水あたりに情緒あふれる御茶屋があり、将軍達はそこで景色を見ながら接待や食事を楽しみました。代表的なものとして、潮入りの池のほとりにある松の御茶屋、鷹狩(鷹を使って獲物を狩る)の休憩場所として使われた鷹の御茶屋、燕(つばめ)型の金具が使われた燕の御茶屋、潮入りの池の中に浮かぶ島にある中島の御茶屋があります。

今回はそんな浜離宮恩賜庭園の御茶屋を紹介します。

[目次]
 1.松の御茶屋
 2.鷹の御茶屋
 3.燕の御茶屋
 4.中島の御茶屋
 5.ご利用案内・アクセス
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