「葉祥明美術館」は北鎌倉の自然にある絵本のような建物

01.現代建築

北鎌倉の自然の中に「葉祥明美術館」という、まるで絵本の世界のような美術館が佇んでいます。

この美術館は、絵本作家である葉祥明(よう しょうめい)の水彩画や絵本が展示されています。『赤毛のアン』や『星の王子さま』などの絵を描いている作家です。

建物は葉祥明本人が設計をしており、画家で詩人の父親と、その母親、10才のリラちゃんと5才のクロード君の4人家族が、かつて暮らしていた洋館というコンセプトで、美術館が設計されました。まさに、美術館自体が絵本のような世界になっています。

今回はそんな葉祥明美術館の建築を紹介します。

葉祥明とはどんな作家?

まずは、葉祥明とはどんな作家であるのかを紹介します。

葉祥明は主にメルヘンの絵本を描いている絵本作家であり、淡く穏やかな色調の絵が特徴です。葉祥明の絵は優しい世界観で包まれており、数多くの人たちに親しまれてきました。これまで数多くの作品を世に送り出しており、みんな一度は葉祥明の絵を目にした事があるかと思います。

葉祥明は、絵本作家・谷内こうたの作品に感銘を受け、絵本の制作を始めました。そして1973年に絵本『ぼくの べんちに しろいとり』でデビューし、その後、数々の作品を作り出してきました。

アンパンマンの作家である、やなせたかしに一目置かれる程の才能を持ち、生活雑貨などに絵が起用されるなど、活躍の場を広げてきました。

ちなみに、建築家・葉祥栄を兄に持っており、兄弟そろってセンスのある建築を設計していますね。

美術館の外観

北鎌倉の自然の中に佇んでいる葉祥明美術館は、外観がヨーロッパ風のレンガ張りの建物となっています。美術館周辺は自然豊かであり、静寂な空間の中に洋風の住宅が建っているような感じです。

美術館のファサードです。淡い色のレンガに、玄関には洋風の白い丸柱が施されています。玄関の窓のデザインも、アールデコを思い起こさせるような洋風のデザインがなされています。
要所に設置された小さな照明が、美術館の外観を彩ります。

美術館の一角にはこのように多角形の部屋があり、外観デザインにワンポイントを加えています。
ちなみにこの多角形の部屋はショップとなっています。

1階部分はツタで覆われており、周辺の自然環境とマッチしています。

正面の庭園には、このような果物の植物を模したイスやテーブルが置かれ、より一層、ヨーロッパ風な空間に仕上げています。

美術館の内観

美術館の内観についても、洋風なデザインとなっています。

こちらは、1階の企画展示室。時期によって展示されている絵が変わります。ソファーでくつろぎながら作品を鑑賞出来る部屋です。
白い壁や照明のデザインはヨーロッパ風をイメージし、カーテンやオルガンなどを置くことで、インテリアを洋風に仕上げています。

こちらは、2階のリラの部屋です。10才の少女が住むイメージで作られたこの部屋は、人形が多数置かれ、可愛らしい雰囲気を出しています。

リラの部屋のシャンデリアは豪勢であるものの、こちらも可愛らしい雰囲気のデザインとなっています。

2階には他にも、お父さんの書斎や5才のクロウドの部屋など、リラの部屋とはまた違った雰囲気となっています。とくに、お父さんの書斎はやはり厳格なデザインであり、他の部屋とはガラリと雰囲気が変わります。

ここで紹介した1階展示室と2階リラの部屋は撮影可能ですが、その他の部屋は撮影不可なので目に焼き付ける形になりますが、静寂で癒やしのある美術館なので、普段の生活に疲れている方にはオススメの場所です。

ご利用案内・アクセス

開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日年中無休
入館料大人  :600円(500円)
小中学生:300円(250円)
※()内は団体料金(15名以上)
電話0467-24-4860
住所神奈川県鎌倉市山ノ内318-4
アクセスJR横須賀線 北鎌倉駅 徒歩6分


参考元:

葉祥明美術館 公式サイト
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葉 祥明(著者詳細情報) | 絵本ナビ | 作品一覧・プロフィール

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